暮らす場所

少し前に

小規模多機能のご利用から

グループホームへの入居に

踏み切った男性がいます。

在宅から施設に。

在宅では小規模多機能を中心に

多職種が、その人の

生活を支えるために関わりました。

でも、一人になると

寝てばかり。

食欲もなく

体重が落ちて、

気持ちも落ち込み

「もう、だめだな…」なんて

言うこともありました。

通いなれた場所。

顔見知りのスタッフ。

グループホームの１室には

ご家族が準備してくれた

家具や寝具。

新しい生活の始まり。

気持ちを新たに

「これからお世話になります(^^♪」と

挨拶をしてくださいました。

それから１ヶ月半。

暮らす場所は変わったけれど

その人らしさは 何も変わらない。

自分のことを

良く知っててくれるスタッフたちとの

日々が積み重なります。

「〇〇さ～ん。

また部屋に帰っちゃったの？

さぁさぁ！体操やるから

起きて起きて～」

「〇〇さん、折り紙が上手だから

来月の装飾作り手伝って～」

寝たり、起きたりしながらも

メリハリのある生活。

自然と食欲も出てきます。

あの頃がウソみたいに

食べる量が増えました。

頬もふっくら。

今は面会が出来ないけれど

お元気な姿を 一日も早く

ご家族にお見せしたいな～('ω')ノ