成人の日に思うこと

今年、成人式を迎えた
スタッフが 晴れ着姿を
おじいちゃんおばあちゃんに
お・ひ・ろ・め♡♡
ということで ガーデンに
来てくれました (◍≧3≦◍)ノ~♡

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いつもはジャージ姿で
パタパタ動き回っている
女の子が 急におめかしして
来るもんだから〜
おじいちゃんたちメロメロ〜

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ひとしきり記念撮影を
終えると、
ひとりのおばあちゃんが
つぶやきました。

『あたしらの時は
成人式なんてなかったよ』

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昭和3年生まれの
そのおばあちゃんは
終戦の時に17歳。
食べるものがなく
日々、生きていくのが
精一杯だったと言います。
晴れ着姿を眺める
横顔が少し寂しそうに
見えました。



成人式のルーツを
少し調べてみると。

終戦の翌年
若者たちを励ます目的で
一部の地域で始まった
【青年祭】が全国に広まり
1948年に正式な
国民行事として
制定されたそうです。



今ガーデンにいる
おじいちゃんおばあちゃんが
迎えた20歳の頃の日本。


今の若者たちが
迎える20歳の今の日本。



社会は大きく変わり
さまざまなツールを通して
人と繋がることが
容易になりました。

どう思う?
何して欲しい?
どこに行きたい?

指先でスマホを叩けば
しばらくすると
既読がついて
返事がきます。


どう思ってるんだろう?
なにして欲しいのかなぁ?
どこに行きたいんだろう?


相手の思いに
考えを巡らせる間もなく
返答がくる
そんな時代です。


ヾ(・ω・`;)ノ(*゚◇゚)(・◇・)


『大丈夫だよ』

私たち支援者は
その言葉を鵜呑みする
ことはできません。

ぜんぜん大丈夫じゃないのに
大丈夫だって言う 高齢者が
たくさんいることを
知っているから。


“思い”をくみ取り
言葉の奥のほうにある
“想い”に気づくことのできる
若者たちが
日本に溢れていくことを願って。


祝 ♡♡ 成人!