台風一過で なに思ふ

今回の大型台風。
各地での 甚大な被害が
明らかになりました。

埼玉県の川越市で
屋根近くまで浸水し
孤立している
特別養護老人ホーム
のニュースを見ました。

水がどんどん上がってくる中
エレベーターも動かなくなり
職員が人力で入所者を
別館の２階に運んだそうです。
誰一人として
ケガ人も出さずに。

施設長さんのお話では
日ごろから浸水を想定した
避難訓練をしていたので
職員が落ち着いて
対処することができた
とのこと。

この夜を乗り切った
職員の皆さんの連携とプロ魂に
胸が熱くなりました。

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ガーデンコート船橋三山では
前回の台風の経験から
停電を想定し、
さまざまな準備に奔走。

なにより大切な食事の提供が
滞らぬように昼間のうちから
保存のできるものは
作り置きするなど
スタッフが慌ただしく
その時のために備えました。

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小規模多機能を利用しながら
在宅でひとり暮らしをしている
おばあちゃん。
台風の接近を報じる
テレビを見ると

懐中電灯の電池を入れる！
家の外回りを片づける！

誰に言われなくても
自然と体が動きました。

忘れていくことも
多いけど
“生きていくための備え”
は 体に染み付いている。

準備は万端！
でも本音がポロリ。

『ひとりは嫌だな…
そっちに泊めてくれ〜！笑』

ですよね、心細いですよね〜

でも申し訳ございません。
あいにくの満室(´･ ･`)なのです。

自宅に送り届けたスタッフは
停電時にも連絡がとれるよう
本人のケイタイをテーブルに。
何度も操作を教えました。
飲み水のペットボトルも
補充して常備。
お弁当箱に詰めた夕食と朝食を
間違えずに食べるよう
メモを貼る。

『困ったことがあったら
夜中でも構わないから、
さっき練習した通りに
ガーデンに電話してくださいね👋』

翌朝、おばあちゃんの
ご家族さんから電話が(📞'ω')きました。
『いろいろ整えて頂き
ありがとうございました。
無事に夜を越したようです。
職員のみなさん大変だったでしょう！
大丈夫でしたか？』

スタッフのことまで
気づかって下さいました(´•̥ ω •̥` ')

私たちは
在宅で心細い夜を送る
おばあちゃんの"支え”となり
そして。
ご家族さんからの
温かいことばに”支え”られていると
改めて感じました。